島田「後、追加として。僕が勤務医の先生方にお伝えしたいのは今勤めている医院の患者数を把握しておくのがとても大事だと思います。あと、医院の売り上げを把握しておく、これすごい大事だと思うんです。今お勤めの医院の、一ヶ月のレセプト枚数をご存知ないですとか、医院の1日の大体の売り上げがどれほどかというイメージが無いというのは、経営感覚や開業する準備が整ってないのかなと思うので。自分は一日いくら稼ぎ出しているんだろうという意識を数字からまず把握して、”数字”に強くなるという事は、今のうちからしっかりしていただいた方がいいという事と、そのご自分の勤めてる医院が繁盛してる医院なら、なぜこの医院は患者さんがこんなに来ているのかという要素を分析していただく。これはとても大事なことですね。例えば、場所がいいのか、院長の口が上手なのか、ですとか、すごく注目していただきたいです。」

荒井「それでは、奥田先生。何か伝えたいことはありますか」

奥田「いろんな医院を見た方が良いと思います。必ず、成功している医院を見ておくのは大事だと思いますし、それがあって初めて”悪い医院”という意味合いがわかると思うので。悪い医院を見たら反面教師でそこをなくせばいいので、成功されている先生の医院でしばらく何年間か働いて開業されるのが一番良いのかなと思います。」

荒井「本日はありがとうございました。」

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