医院開業準備の自己分析シート【Ⅱ:開業前自己分析とマクロ立地選定4/8】

そこで、配布してある自己分析シートをご覧になってください。
私が質問については順次解説いたしますので、先生がたは該当する項目にチェックを入れていって、自己分析シートを御手数ですが、一緒に完成させていってください。
医院開業準備 自己分析シート先生のご自身が目指す医院の方針、戦略を策定するための、自己分析シートです。
こちらに記入しながら、続きを読み進めていってください。
① 開業後、重視する診療科目、得意な科目
※該当する科目を2~4科目選択してください
□ 補綴(デンチャー) A3 B3 C1 E2
□ 補綴(クラウン・ブリッジ) A2 B3 C2 E1
□ 補綴(自費全般) E2 F1 H2 I2
□ 訪問歯科 A3 B2 E3 I1 J1
□ 嚥下訓練 口腔ケア A3 B2 E3
□ 保存修復 A2 B2 C2
□ 歯周病 A2 B3 C2
□ 小児歯科 A2 B3 D3 I1 J1
□ 予防歯科 B2 C2 D2 I2
□ 矯正歯科 A1 B2 C3 D2 H1 I2
□ 審美歯科 B1 C3 D1 F1 H1 I3
□ 口腔外科 A1 B2 C2 D1 J1
□ インプラント A1 B1 C3 E1 F1 H1 I3
② 開業後の生活環境について
住んで暮らすなら・・・(1つ選んでください)
□ 田舎 A3
□ 郊外 B3
□ 都会 C3
住宅について・・・(1つ選んでください)
□ 持ち家(戸建て) A2 B1 F2
□ 持ち家(マンション) C1 F1
□ 賃貸
③ 自己資金について(親族からの借り入れも含む)
□ 4000万円以上 G5
□ 3000~4000万円 G4
□ 2000~3000万円 G3
□ 1000~2000万円 G2
□ 500~1000万円 G1
□ 500万円未満 G0
④ 院内の内装、機材について(該当するものをチェックしてください)
□ 待合室は広く、ゆったりとしたい A1 B1 F1
□ 診療室はすべて個室にしたい B1 C1 F1
□ 診療以外のスペースも広い方がよい A1 F1
□ パノラマはデジタル化し、セファロ、CT 等も導入したい F2 H1
⑤ 自費治療について
□ 自費中心 F2 H3 I2
□ 自費も行いつつ保険主体 F1 H1 J1
□ 自費はあまり考慮せずに保険中心 J2
⑥ 診療スタイルについて
□ じっくり治療に取り組みたい(患者数は1日20人未満が望ましい) H1
□ 数をこなしたい J2
□ どちらともいえない
⑦ 休診日について
□ 休診日は週1日未満でもかまわない J2
□ 休診日は週2日以上ほしい A1 H1
□ どちらともいえない
⑧ 夜間の診療時間について
□ 夜は20時以降も診療する B2 C1 J2
□ 夜は19時までには診療を終えたい A2 H1
□ どちらともいえない
⑨ 勤務医の雇用について
□ 勤務医を将来的に雇用したい B1 C2
□ 勤務医を雇用したいとは思わない A1 J1
□ どちらともいえない
あと、選択肢の右に、A1、C3、F2などのアルファベットと数字が並んでいると思いますが、最初は無視してください。
では早速ですが、一番の質問です。これは先生の重視する診療科目、あるいは標榜しようとしている診療科目、または、これまで長い年月、熱心に研鑽してこられた診療内容など、開業後、売りにしようと思う診療科目、または診療項目について、該当するものをチェックしてください。できれば2つから4つくらいに絞り込んでいただいた方が、はっきりと自己分析できることと思います。