成功する、歯科医院のビジネスモデル(4/6)

スタッフ教育だけではなく、患者さんにも正しい知識を

じゃ、具体的にどういうことかといいますと、まず当院の例としましては先ほど言いましたようにキャンセルを減らすことに重きを置いた診療スタイル。リコールに来るというのにやはり1番大事なのは、衛生士さんやドクターがリコールに来てくださいというのも大事なんですけどもここで気をつけていただきたい事があまりす。

それを一方的にやってしまうと患者さん自身は意外とね、なんのためにリコールに来てるのかわかってない。わかります?リコールの時に一番言われて辛いセリフなんですか?「あと何回来たらいいんですか?」とかないですか皆さん?普段。

結局何が問題なのかわかります?患者さんと仲良くなった衛生士さんが来てくださいと言ってるから、来ているではだめなんです。、それはあくまで手段であって目的ではないんですね。わかります?衛生士さんがいなくなった瞬間に、その患者さん来なくなるような感じもしませんか?一番大事なのは、患者さん自身が主体性をもって、「ちゃんとリコールに来ないといけないんだな。」と、そのためには何をしないといけないかと言うと。

まず、患者教育ですね。何のためにこれは来ないといけないか。そこまで言うと若干大げさになってしまうかもしれませんけれども正しくは知識を与える。わかります?歯周病はこういう病気なんですよ。虫歯っていうのはこういう病気なんですよ。こういった知識をきっちり与えるための時間をしっかり作るようにしています。

次に、これらの治療を円滑に行うためには必ずやっぱり院長一人の力では無理ですよね。円滑に行うためにはやはりスタッフに力を借りるという事もしないといけないと思います。そのためにはどうやってスタッフを活用するかこの三つをうちは仕組化して遵守して日々診療しています。

やっちょっと具体例について簡単に説明していきますね。まず一つ。キャンセルは減らすと言っても、いろいろな方法があるかと思うんですけど。皆さんキャンセルした患者さんに聞くと説明不足、痛かったというのが大体多いような感じがいたします。

そのうちの痛かったってのはね、やっぱり個人差があったり、僕らもなかなか難しいところもあるかと思いますが。説明は、やっぱりきっちりできると思うんですね。時間さえ作れれば。必ずしもドクターが説明しなくても、良い説明ってありますよね。それを全部仕組みがするんですね。

例えば、うちではそのためキャンセルを減らすためにいろいろ説明の段階はあるかと思うんですけど、リーフレットを充実さして作るようにしました。例えばキャンセルの中でも一番多いのがやっぱり根幹治療だと思います。痛取れたからもう来なくなった。「あれはもう神経とったから終わりじゃないの?」とか、皆さん患者さんはそう言われると思うんですがリーフレットも特徴としましては、ちょっと字がちっちゃくて申し訳ないんですけどあらかじめ患者さんに先聞かれることを全部伝えておく。後出しジャンケンは絶対だめ。わかります?

患者さんに聞かれる事ってワンパターンですよね。「神経抜いたのに何でまだ痛いんですか?」「あと何回治療かかるんですか?」これらをすべてリーフレットに入れ込んどくんですね。初めはドクターが説明してもいいかと思うんですけど。慣れてきたら必ず助手や衛生士にも説明できるようにする。

ならどこからでも攻められるので必ず誰がやっても、同じような仕組みが出来上がるわけなんですね。これを必ず徹底する。

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