成功する、歯科医院のビジネスモデル(5/6)
次に、患者教育を重視したリコール。さっきも言いましたようにリコールは僕の意見としてやはり、患者に知識を与える患者教育。大体これも他の医院とかに聞いてみましても。大体ぺリオの話しかしないんですね。歯を失いますよ、症状がなくても歯石は取らないとダメですよ。歯周病はこういう病気なんですよ。歯ブラシはこれ使ってくださいとか、大体皆さん歯周病だけで終わってしまうんですよね。
じゃ、個々に対してのリコールに対して説明は必要じゃないのかっていうと必ずしもそうではないですね。人それぞれ各ステージに合った。やっぱり疾患があるのでそれに対してのやはり説明や知識を与える必要性があると思います。
必ず気をつけていただきたいのが妊娠の時から必ずする事ですよね。だから妊娠の患者さんが来たら僕はチャンスだと思ってます。こんなんでかと言うと、1番時間があって、仕事していない人はね。仕事してない人は時間がって健康に対して意識が芽生える時なんですね。
まず、ここから説明する。妊娠中の歯科治療の重要性というのは多分、幾つかと思うんですけど。例えば、歯茎腫れやすいですよ。歯茎が腫れやすくなると、低体重児や早産のリスクにつながりますよって。お母さんの唾液が汚かったり、口の中が汚かったりしたら垂直感染で子供にうつりますよ。結構皆さん知らないんですね。
やっぱり知識はた与えるとによって変わるお母さんもいれば実際変わらないお母さんもいるんですが、やはり僕らの仕事の一つに治療という事についてしっかりした知識を与えるという事もあると思います。だから、それに対してどう反応するかっていうのはこれは患者さん自身の問題であってうちの歯科医院としては、やはり患者さんに対して何らかの知識与えてあげるこれすごく重要な事だと思っています。
結局、何でこれ妊娠の時からスタートしないといけないかと言うと妊娠の時にそういった知識を与えると、必ず子供生まれますよね。十中八九。生まれた子供定期健診に連れてくるんですね。で、定期健診で連れてきたお母さんはすでに知識を持っているので、やはり必ず三か月に一回フッ素を塗りに来ます。
で、フッ素を塗り始めたら小児に対してということが重要か、おしゃぶりは何歳までに止めさせたらいいのか。もし矯正するなら何歳くらいからスタートしたらいいのか。というのあらかじめここにパワーポイントのリーフレットそして当院は準備してます。この子供が成人になるまでに次に問題になってくるのがほとんどカリエスだと思うので、カリエスに対しての知識を必ず与える。カリエスが終わったら今度ぺリオがやって来るのでぺリオに対しての知識を与える。
次、高齢者になったらいろいろ各種全身疾患、糖尿病と歯科治療であったりとか。心臓疾患例えば、脳梗塞と歯科治療。もしくは、ここで通えなくなった高齢者を終わりにするのではなく今後やっぱり在宅医療というのも国は必要としているわけなので、元気なうちに在宅医療もしくは口腔ケアの重要性というのもあらかじめ伝えときます。これらを全部各ステージに合わせた資料を準備して衛生士や歯科助手に全員説明してもらうようにしています。
医院経営において問われているのは、院長の人間力
次にスタッフ活用、これはすごく難しいんですがやはり院長のキャラクターであったりですとか、スタッフの雰囲気・状態によって活用の仕方というのは変わってくるんですが僕が1番その中でも大事にしてるのが。各職種がコア業務に専念できるように。簡単に言うと受付は受付の仕事・歯科助手は歯科助手の仕事・歯科衛生士は歯科衛生士の仕事・ドクターはドクターの仕事にそれぞれが専念できるように、してるとそういうふうにしてスタッフを活用しています。これ具体的にどういうふうにしてるかっていいますと。
大体皆さん30分ぐらいのアポイントだと思うんですけど。例えば、9時に来て9時半までのアポイント取ってますよね。まず、僕自身がこれどういう感じでコア業務に絞るかと言いますと。まず患者さん来ますよね。で、問診時間。問診も長い人は結構長いですよね。あとからダラダラ「後、先生これも」と言われると結構困ります。
ドクターが実際ここで問診しても売り上げは発生しないので、僕自身は割り切って問診時間は助手や衛生士にしてもらってます。問診の仕方に関してはこれはミーティング等でしっかり教育をして、こういう感じで問診するというふうにしてトレーニングを積んでます。